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なでしこジャパン、ワールドカップ優勝

time 2011/07/22

なでしこジャパン、ワールドカップ優勝

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なでしこジャパンがついにワールドカップを制しました。

凄いですねぇ。
ワールドカップの予選が始まった時から、なでしこジャパンのボール回しは、フットサルに役立つ動きが満載だから必見ですよ!って言ってきましたが、まさか優勝までしてしまうとは思っていませんでした。準決勝までの試合では、ポゼッションサッカーを続けていた日本チームでしたが、さすがにアメリカ相手では、ポゼッションで圧倒的に負けていましたね。

監督が試合前のインタビューで、

[tegaki]ポゼッションサッカーをしてくるなら、存分にして下さい。[/tegaki]
[tegaki]私たちはそれを奪って、必ず得点します![/tegaki]

なんてことを言っていたので、この試合運びも実は作戦だった可能性がありますね。

アメリカは沢山のチャンスを逃した結果、日本に追いつかれPKで負けるという、最悪な負けパターンにはまってしまいましたね。

圧倒的にポゼッションでは勝っていて、得点のチャンスが沢山あったにもかかわらず、得点できなかったが故に、最終的に負けてしまうということってサッカーでは良くあることですよね。

身体能力をカバーするのは基本技術の正確さ

個人的に見ていて特に印象に残ったのは、ディフェンス時に敵からボールを奪った後の処理が、とても効率的だというところでしょうか。
ボールを敵から奪った後、自力でボールキープをするのではなく、ボールと敵のあいだに入り、ボールから敵を離しつつ、後方の味方にパスをし、そこから細かいパスを繋げて確実にマイボールにしているシーンが多く見られました。

基礎練習などで良くやる、鳥籠や三角パスってやつが、確実に出来てる。
こんなの出来てて当たり前なんですが、男子サッカーでは個人の身体能力で打開してしまうので、周りのフォローが無くても良い場面が多いんですよね。
男子サッカーでは、こういった理由からボールを失うシーンがあり、奪われる場所が場所だけに危険な状態になりますよね。

これが女子の場合は、必ず数名で打開しにいくので、失敗が少ないし、仮に失敗してもフォローが早いので、危険な状態になりにくいのではないでしょうか。

ボールホルダーを数名で囲んでいき、ボールを奪ったら、すぐに広がって細かいパスで回しつつ、逆サイドやロングフィードで大きく展開するという意識がチーム全体でしっかりと認識されていて、素晴らしいの一言でした。

 

ベストバウトはメキシコ戦

メキシコ戦は今大会のなかでも、特に日本らしい素晴らしいサッカーをした試合でした。

澤選手のハットトリックは勿論素晴らしいんだけども、それよりも今大会でベストゴールだろうなと思うのが、大野選手のゴールでした。
ゴール前中央の永里から、ゴール右45度でパスを受け、確か相手選手3人位を一瞬で抜き去りシュートしました。
その際、ボールを触ったのはパスを受けた時のトラップ一度だけ、その後は一瞬中に入る体の動きで、ゴールキーパー含め殆どの選手が騙され、逆に抜け出した大野選手は、ほぼドフリーでシュートを打てる状態になっていました。

こういう敵を騙す動きって言うのが、このシュートシーンだけでなく、ちょっとしたパスを受ける瞬間などで随所に見られました。
これは、フィジカルで勝てない日本人特有の動きで、なるべく体を当てられないで勝負できる、最善の動きだと感じました。

そんなこともあって、日頃からフットサルをしている私達がみて、なるほどなぁと思わせるシーンが沢山あってとても勉強になりますから、これからも機会があったら見てくださいね。

あと、丸山さんはここんところスタメンじゃないし出番ないかなぁと思っていたら、ドイツ戦で決勝ゴールをあげるなんていう凄技を見せてくれましたね、ビックリです。
実家大森で地元なんで、応援してあげてくださいね。(ちょっと最近TV出過ぎだけど。。。)

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