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フットサルチーム FC.Padres

ディフェンスについて

time 2010/03/31

ディフェンスについて

前のエントリでもお話ししましたが、うちのチームのディフェンスについて、直していくべき点を書いてみたいと思います。

サッカーのディフェンスと違うところ

まず最初に、サッカーでのディフェンスのイメージを捨てましょう。
サッカーではボールを相手から奪ってなんぼですが、フットサルではボールを奪う事が目的ではなく、あくまでも邪魔をする事が第一目的となります。
相手がプレイしにくい状態に追い込む事で、プレイのミスを誘ったり、プレイを遅らせて他のプレイヤーがディフェンスに戻ってくる時間を稼ぎます。

ディフェンスの優先順位

そこで、主にボールホルダーに対するディフェンスにおける優先順位を付けると。。。

  1. 相手に寄って攻撃を遅らせる
  2. 抜かされない
  3. シュートを打たせない
  4. パスを出させない
  5. ボールを奪う

賛否あるとは思いますが、パドレスではこうしましょうという基準にしたいと思っています。
(何かあればコメント欄によろしくね)

具体的にはどうするか?

1.相手に寄って攻撃を遅らせる
まず、自分がマークすべき相手にボールが渡ったら、素早く側によります。
寄る距離の目安は人それぞれだとは思いますが、私の場合は……
相手がこちらを向いているなら、大きく1歩で相手に届くくらい。
相手が後ろ向きならば、手で触れる位置です。
この時安易に足を出さないようにします。足を出してもボールに触れないときには、着いた足に必ず体重が乗るので、それをきっかけに抜かされてしまいます。

2.抜かされない
人数の少ないフットサルでは、1人が抜かされると、数的不利になり、即失点につながってしまいます。
この数的不利を作り出さない事を最優先でディフェンスします。

3.シュートを打たせない
フットサルはコートが狭いために、コートの全てがシュートレンジになります。特にゴール正面では、極力シュートを打たれないようにします。

4.パスを出させない
なるべくパスを出させないようにします。縦パスは相手を自陣へ進入させることになるので、どうせ出されるなら横パスになるように仕向けます。
危険なシュートエリアであるゴール正面にパスを出させないように、外へ外へと、ワンサイドカットを徹底します。

5.ボールを奪う
最後の最後に余裕があった場合にボールを奪います。
この時も体を入れて奪いに行くのではなく、ボールをつま先で軽く突く程度で十分です。
1~4ができていれば、周りに他のメンバーのフォローがあるはずなので、フリーボールを拾える可能性があります。

上記の事を意識しつつ、できるだけ相手に付いていきます。
とにかく抜かされてシュートされることを阻止します。

全てのシーンで意識したいパスカット

そして、全てのシーンにおいて、意識したいのはパスカットですね。
ボールホルダーに付いているディフェンスが、必死にミスを誘っているのだから、そこから出る不用意なパスはいつでもカットできるように、予想して動きます。
パスが出てからの反射神経では、限界がありますから、どちらの方向をワンサイドカットしているのかを仲間同士で意思疎通しながら、予想の精度を上げてパスカットします。
いかにディフェンスが予想した場所にパスを出させてパスカットするかの頭脳戦です。

体でブロックするのをやめてみる

上記の1.で、「相手に触れる位置」という話をしましたが、私は実際に手を前に出して、相手に触れるような形でブロックをします。
良く手を引っ込めて体全体でブロックし、相手を押し続ける方もいますが、あれだと押しくらまんじゅうをしているようで、いつ共倒れして怪我をするか分からず危険です。
ですので、手を前に出して相手に触れる格好になれば、自然と前傾姿勢になり、手がクッションになってバランスを崩すことも少なくなります。
フットサルやサッカーは手でボールを扱わないので、無意識に手を閉じ込めてしまいがちですが、もっと腕を広げて手を有効に使うようにしましょう。

手で相手に触れることは、目で見るよりも先に相手の行動を知る為の触覚となり、オフェンス、ディフェンス共に非常に役立ちます。
男女のミックスということもあり、非常に気をつかう部分ではありますが、「手という触覚」をもっと有効に使っていきたいですね。

と、、、主にボールホルダーに対するディフェンスの方法について書きました。
それ以外のディフェンスのポジショニングについては、また別途書きたいと思います。

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