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フットサルの基本(トラップ編)

time 2008/06/18

フットサルの基本(トラップ編)

練習でも何度も言っていて、耳にたこができている人もいるかもしれませんが、フットサルの基本はなんと言っても、ボールを「止めること」と「蹴ること」です。
止める蹴るができなければ、味方にパスも出来ないし、パスを受けることも出来ません。
私が特に重要だと思っているのは、トラップのほうです。
フットサルのゲームでは、ほとんどのパスがトラップしてからのパスになります。攻撃のリズムを変化させる為にダイレクトパスが使われたりしますが、90%以上がトラップしてからのパスです。
ダイレクトパスは出来なくても良いので、トラップ&パスを完璧にしてほしいくらい、フットサルにおいては、トラップが重要です。
そこで、トラップをする際に気をつけたいポイントなどをまとめてみました。

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体の位置

トラップをする際もそうですが、フットサルをする際、常に心がけていたいのが、体の位置です。
常にボールは体の中心が理想です。
ボールが体の中心にあれば、ボールが扱いやすいので、素早くパスが出せますし、必要以上に敵にボールを晒す事もありませんから、ボールキープにも有利です。ボールの位置が把握できていれば、顔を上げて周りを見る事も容易になります。
トラップはその後にボールを扱うという大目的がありますから、トラップの際にボールが体の中心にある事が重要です。
なので、トラップの際には、なるべく体をボールの正面へ移動させ、ボールが体の中心になるように持って行きます。
慣れてくれば、どんな形になってもトラップできますが、慣れない内は、なるべく早くボールの軌道上に入って、ボールを待ちかまえる位、気持ちに余裕を持ってトラップしたいものです。
とにかく、ボールの軌道上に急げ!です。 これが出来るようになると、今まで追いつかなかったボールにも、自然と追いつけるようになるはずです。

重心

サッカー&フットサル未経験者など、トラップ時妙にバランスが取れなかったりします。
この原因の多くは、足首と膝が硬い事です。失敗しないようにと身構えて、体全体に力が入ってしまうと、足が上手く動かせません。軸足の膝をリラックスさせ、若干曲がる程度がちょうど良いと思います。
トラップから次のパスまでの重心移動を、いかにスムーズにするかが重要です。
軸足に重心を乗せすぎ無い事もポイントです。 よく、軸足に重心を乗せ……というような事を聞きますが、常に体の軸に重心があるのが理想だと思います。 トラップの際も、若干軸足よりの重心となりますが、トラップをし足を付いたら、重心は体の中心にある状態です。 たとえば……歩いている時は、重心移動はしつつも、片足だけに重心が乗る事は無いですよね。 トラップの時も同じで、いわば、歩いている途中でボールをちょんと踏む程度と捕らえると良いかも知れません。 ((ただし、私の持論なので、正しいかどうかは不明ですが、少なくとも私はそういう感覚です。))

練習方法

トラップの練習としては、2人で向かい合って、パスをしあっても良いし、壁打ちでも出来ます。
ただし、止まったままでのトラップやパスは、初歩の初歩だけの練習でとどめてください。
ある程度できるようになったら、パスやトラップは、常に動きながら練習するようにします。
ゲーム中に、止まった状態でボールを扱う事などほとんどありませんし、重要な場面では、常に動きながらのボール操作を求められます。
トラップの練習も、たとえば壁当てならば、壁に対してまっすぐではなく、斜め方向から蹴り、帰ってくるボールに追いついてトラップします。とにかく動きながらトラップです。
その場にとどめるトラップが出来るようになったら、左右へ流すトラップや前へ押し出すトラップにも挑戦しましょう。

まとめ

パドレスでの練習も、なるべく動きながらを意識して出来るようなものを取り入れています。
ボールを蹴るには、自分が蹴りやすいところにボールがあるのが一番な訳ですから、トラップをしっかりと出来ないと、蹴るのに苦労したりします。
こういう基本的な個人技術は、どうしてもチーム練習の中に組み込む時間が限られてしまいます。出来るならば、自宅などで毎日、少しずつでもやれると良いと思います。 ……が、それもなかなか出来ないでしょうから、せめて練習前などの時間を利用して、自主的に取り組めると良いですね。
練習でもパス練習をしたり、鳥篭をしたりしますが、このときに、トラップの正確性を意識するのとしないのとでは、結果が随分と違ってきます。どんなときでも、あちこちから来たボールを、思ったところで止められる様に、意識をしながら試行錯誤してみてください。 練習時には失敗を恐れずに、色んな事にトライしてもらえると良いと思います。

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